秋田駒ヶ岳 男岳から残雪期

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秋田駒ヶ岳 男岳から残雪期

登山日
2009年4月11日
コースタイム
リフト終点  09:15
男岳山頂   11:15
男女岳山頂  12:25
スキー場   15:00

かねてから単独で行ってみたかった男岳へ、
田沢湖スキー場からリフトを二つ乗り継いで行くことにした。
以前、山岳会の山行で初めてアイゼンをはいたのがココ。
私のレベル的にはハイレベルなコース。
ひとつ歳を取った記念にトライする。

晴れているがもやがかかっていた朝方。
雲の間から森吉山が顔をだす。本日は風もなく気温も高め。

雪は最初のうちはザクザクだったものの、だんだん
締まってくる。本日も途中からスキーアイゼン。
1400m付近に平坦になる場所があるので、
ここでスキーをザックにくくり付けて
兼用靴にはアイゼンを装着する。

アイゼン使用者は他一人ぐらいでしたけどね。
雪は再びザクザクで、アイゼンはいらなかったみたい・・・。
けど、アイゼンが履きたかったのでこのまま行く。

こんなモノにいちいちつきあうから
遅くなる。。。

後から来る登山者に追い越されながらも
だんだん山頂が近づいてくる。

先週の今頃登っていた石黒山
何度も眺めてしまう。

振り返るとスキー場がはるか眼下。
結構緊張してまして、喉がやたらと乾いた。

ものすご〜いスロー登山ですが山頂が見えてきました!
さすがに山頂はやや風も冷たく、お腹がすいたけど
下ってから食べることにした。

山頂からは岩手山。

で、こちら・・・。
びっくりした〜。こんなに雪が溶けちゃっているのね。

先週、見た裏側はみっちりと白くテカってたのに。

阿弥陀池へと下りてゆく。
左側の広い場所に阿弥陀池が埋まってます。
まだスキーは担いだまま、アイゼンの下りの練習。
アイゼン履くような場所、あまりないので
今回で3回目の使用です。

振り返る男岳山頂。ボーダーのグループがやってきた。
スキーよりは私もスノボが好きだが、
山で安全に帰る自信がない。

男岳、ここからの眺めはいつもかっこいい。

つぼ足の方も今日は多かった。

雪が半分溶けた女目岳にも挨拶してこよう。
振り返ると、男岳、やっぱり男前です。
この登りこそスキーアイゼンでしたが、たぶんザクザクだろうと
装着しなかったら、結構締まっていて傾斜もあり
難儀しました。。。

着いたよ〜。
途中からスキーはデポして、むき出しの夏道をちょっと歩く。
山頂は私の他ひとり。静かで良かった。

さて、帰るかなっと。
阿弥陀小屋まで下りると既に誰もいなく、
どうやら私がラスト?
とりあえずお腹がすいたのでラーメンランチ。
今日も箸を忘れて、スプーンでラーメンをかき込む。

女目岳、こっち側はまだ滑れる。
けど、雪が重くて本日はあまりよろしくない。
スキーにはあまり欲がないので、無事に下りられれば
私的にはノープロブレム!

八合目小屋が見えて来た。
ここまで来るとちょっと安心。
コーヒーが飲みたくなったので、再びガスを取り出し
レギュラーコーヒーを煎れる。
何度も言ってしまうが、
山のコーヒーはどうしてこうも美味しいのだろう!

ここから先は延々と道路を下りてゆく。
雪は腐っていてブレーキがかかって滑りにくい。
それでもスキー下山は早くて、あっというまに道路終点。

スキーを担いでスキー場まで歩く。
途中、空を見上げるとこんなかわいい木の芽が
ころころと空に向かって光ってました。

15時ごろ到着。
本日もぐるっとツアーでした。