バッケ

2014年4月21日:真昼岳 赤倉口

東北地方ではフキの、花が咲き終わるまでの頃をばっけ、と呼ぶ。雪融けとともに食べられる春の身近な山菜。 雌雄異株で、右の写真は雌花。全体に緑色で白っぽい。

2015年4月26日:貝吹岳
こちらは雄花。黄色みが強くて花の部分をアップで見れば、雄しべがめだつ。

食べるのは蕾。雪融け間もない、土からやっと顔を出したような若芽ほど、苦みが少なく食べやすい。ちなみに、雌雄でおいしさに違いはないとのこと。

食べ方

◯てんぷら
◯味噌汁や吸い物の具

※細かく刻んで、薬味として使う。
◯ばっけ味噌
※春山一泊山行などには、麓で採ったバッケを味噌で和えれば手軽に酒の肴に。 混ぜる味噌はあらかじめ下記の材料を練り混ぜてラップに包んで行けばよい。
□味 噌:大さじ2
□砂 糖:大さじ2
□みりん:小さじ2弱
ばっけはナイフでみじん切りにして、ざっと熱湯にくぐらせて上記の味噌と和える。面倒であればきざんでそのまま混ぜても良い。

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