サワギキョウ

2006年8月14日
鳥海山 祓川口
8~9月、草原や山地の明るい湿った場所や湿原に咲く多年草。50〜100センチほどの高さになる。
美しい姿で、お茶の席などでも季節の花として愛でられる山野草であるが、有毒である。金田一耕助シリーズの横溝正史「悪魔の手鞠唄」では「お庄屋ごろし」と呼ばれる毒草で登場する。がしかし、物語で恐れられるほどにはその毒性は強くないようだ。
また、雄性先熟(ゆうせいせんじゅく)という性質を持つ。ひとつの花で雄花期と雌花期があり、先に雄しべから花粉を出しその後雄しべがしおれると入れ違いに雌しべが出てくるのだ。これにより自らの花粉を受粉するリスクを避けることができる。雄性先熟の植物は他にオオバコや、ヤツデ、キキョウなどがある。

2006年8月14日
鳥海山 祓川口
写真が鮮明でないので、雄しべ期なのか雌しべ期なのかちょっと分かりにくい。中央の花と右下の花では雄しべ雌しべの様子が 異なるようだが、よく見えない。近々撮り直してこよう。

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